小さいお子さんがいるご家庭では、毎日どのように寝かしつけしていますか?
スムーズに寝かしつけるためには、毎日決まった入眠儀式を行うといいなんてよく言われますよね。
我が家の寝る前のお決まりは、絵本を読むこと。
うちの子は大抵1~2冊読むと眠くなってくるようなのですが、時にはなかなか寝つけないこともあります。
子どもが寝た後は家事をするチャンスでもあり何より唯一の自分時間。
母親にとってとても貴重な時間ですよね。
この記事では、子どもがなかなか寝ないときに読みたい寝かしつけの絵本をご紹介します。
寝かしつけに悩んでいるママ・パパの参考になれば嬉しいです!
おばけはコワい!?
寝かしつけに一番悩んでいた子どもが2歳の頃、「おばけ」という言葉を覚えたころによく読んでいた絵本です。
「おばけ」=「コワいもの」という認識をし始めていたので、「いつまでも起きてるとおばけが来ちゃうよ」と言いながら。
子どもをおどかすのはよくないとは思いますが、テンションが上がってしまって寝付けないときにはとても効果的です。
学研教育出版の「おばけだじょ」という本で、「おばけだじょ」「食べちゃうじょ」とリズム感のある文章。
そしてオタマジャクシの形をした黒いおばけの絵が特徴的な絵本です。
途中、「ぐわーぁぁ」と大きな口をあけてこちらにむかってくるような絵もあり少々刺激的…。
その次のページでは、「おばけじゃないじょ、カエルだじょ」、「ケロケロケロケロ…」とコミカルな絵が続きます。
子どもは、そのギャップが一番お気に入りの様子。
ちょっとコワいこの絵本を、布団の中でママにくっつきながら読んでもらっているうちに眠くなる…というのがわが家の流れです。
寝る時の読み聞かせは声のトーンがポイント!
寝かしつけの時に読む絵本を読むポイントは声のトーンです。
これは賛否両論で、あまり抑揚をつけずに淡々と読むほうが良いという説もありますが、わが家の寝かしつけに限っては重要なポイントです!
「おばけだじょ」のところは低い声でゆっくりと、そして「食べちゃうじょ」「つかまえちゃうじょ!」とだんだん大きな声で盛り上げていき「ぐわーぁぁ!」で一気に頂点へ。
でも、次のページの「おばけじゃないじょ、カエルだじょ」のところは一転させておもしろい声でコミカルに。
このように、
- 声のトーン
- 読むスピード
などを変化させることで、子どもたちは絵本にくぎづけになってくれますよ!
夢の中で待ち合わせ
某ハンバーガーチェーンのおまけでもらった無料の絵本です。
寝たくない猫の子どもが、お母さんに「夢の中で待ち合わせしましょう」と誘われて眠りにつくというお話。
- 「空の上で待ち合わせはどう?」
- 「チョコレートの箱の中で待ち合わせはどう?」
- 「夢の中だからどこへだって行けるのよ」
と、猫のお母さんがメルヘンチックな場所へ誘ってくれます。
なかなか寝てくれない時には、「今日はどこで待ち合わせしようか」と子どもと一緒に考えてみましょう。
そして読み終えた後に「じゃあまた後でねー。遅れないように来てね!」なんて言うと、絵本を読んだ後に眠りの世界に誘導できるかもしれませんね。
子どもにも自分にも絵本の読み聞かせは効果的
子どもがいつまでも布団に入らず遊んでいると、イライラしたり「早く寝なさい!」とつい怒鳴ってしまうというママもいるのではないでしょうか。
実はわたしもそのひとりです。
ところが、寝かしつけに読む絵本の登場人物になりきって読み聞かせをしているうちに、いつのまにかイライラが治まっていることもよくあります。
絵本は子どもだけでなく、自分自身の気持ちを落ち着かせる効果もあるようですね。
子どもは心地よく眠りにつき、親はイライラせずに寝かしつけられるお気に入りの寝かしつけ絵本を親子で探してみましょう!
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